ご飯作りのこと

私はこの冬くらいから、毎晩のご飯が出来上がると写メを撮ってブログに記録しています。(ミクシィなので、限られた方しか見られなくて、ここでご紹介できなくてごめんなさいね)
先日お友達が、「(あのご飯記録)頑張ってるよね。落ち込むから、見ないようにしてるんだけど^^」と言ったので、ああそうだ、そうだったんだ、と思い出しました。

ここを読んでくださってる皆さんは、毎回の食事の用意は、どのようにされていますか?

食事は、摂らない訳にはいかないから、けっこう切羽詰った問題ですよね。

私は、もともと完璧主義っぽかったのですが、子どもが生まれて心の具合が悪くなってからは、特に食については強迫的なこだわりようでした。
出ない母乳にこだわり続け、力尽きて諦めたのは離乳食に移行できると考えたからでした。食材にこだわり、安全なものを選び、細心の注意で調理し、笑顔で食卓を演出しました。おかげで子供は食べるのが好きになり、自分から進んで食べてくれ、しかも完璧主義な母に見つめられる中、とてもきれいに汚さず食べてくれました。
でも、本当の姿は、焦燥感でありとあらゆるものを注文しまくり、歯を食いしばって台所に立ち、息を詰めて子供を監視し、作った笑い顔で引きつっていました。

だんだんに、きちんとした食事の用意ができない日が増えていき、市販の離乳食に頼らざるを得なくなっていきました。食材は宅配だったので冷蔵庫に溜まっていき、そして配達の日になるとどっさり届き、その山積みの箱を見てへたり込み、過呼吸を起こし、震える手で階下の唯一のメンタル友に電話をして部屋の中まで来てもらい、食材を見繕って持って帰ってもらい…夫の実家から善意で届いたどっさりの野菜に半狂乱になり…それでも、取り付かれたように、注文はやめられなかった。食卓に、市販のものが乗るのが恐怖だった。

私の具合は、通院しているにもかかわらずますます悪くなっていきました。自分はもう、お菓子しか食べる気が起こらない。何も食べようとも思わない。でも、子どもには、何かは口に入れさせなければ…本当は、お菓子の袋を開けて与えるくらいの気力しか残っていない日々。根底にある、食へのこだわり。かろうじて市販の離乳食の封を開けスプーンを突っ込み…2歳過ぎの子どもに離乳食…放置して布団を引きかぶる日々。
子どもの笑顔が消えていきました。引きつった表情。もうこれはネグレクト(育児放棄、と言う虐待)だ・・・私さえいなければ、この子は可愛がってくれるおじいちゃんおばあちゃんの元で、暖かな食卓を囲むのだろう・・・
涙が出ました。

保育所に、緊急入所が決まりました。私は毎日一日中、昏々と眠り続けました。
保育士の先生に「お母さんは、お母さんでいてくれたら、それで十分なんですよ」と言ってもらったけれど…
私の存在意義…「まんまん」と呼ばれている限り、せめて「まんま(ご飯)」は用意してやりたい…

考えました。粗食・スローフードと言う大義名分の下、題して「焼き魚生活」が始まりました。これなら、何も考えられなくてもいい。生きていられさえすれば、なんだっていい。
毎日、毎日、魚の干物。焼けない日は、ちりめんジャコ。それと納豆。冷凍のホウレンソウ。できる日は、日持ちのする充填豆腐と乾燥ワカメのお味噌汁。夏は、洗うだけでそのままかじれるキュウリとミニトマト。
まだ子どもの好き嫌いが激しくなかった頃でした。助かりました。「まんまんの作った納豆ご飯、おいしいね」と言ってくれ、号泣しました。
包丁も握れませんでした。お湯も沸かせませんでした。台所に立つと、何からすればいいのか頭の中が真っ白でした。
せめて、と歯を食いしばって笑顔を作り、晩御飯を食べる子供のそばにいてやりました。そのためだけに、日中ずっと寝て体力を温存しました。


「保育所の給食で十分栄養は足りていますからね、安心してね、お母さん」保育士の先生は、言ってくださいました。
よそのお宅が何を食べているか、考えたこともありませんでした。もう、それどころではなかったのです。
思いも及びませんでした。もしもよそのメニューが分かる状況だったら、どんなに自己嫌悪に陥っていたことでしょう…

だんだんに、だんだんに、だんだんに・・・冷凍のお魚を解凍する気力が、たまには卵豆腐でも、ちくわでも入れて気分を変えようかと思いつくことが、できるようになっていきました。何年も、何年もかけて…
レタスをめくって洗うことができるようになり…お湯を沸かして生のホウレンソウを湯がくことができるようになり…
煮物ができるようになった頃は、味がめちゃくちゃでした。多分、味覚がおかしかったのでしょう。それでも家族は食べてくれました。

夕方になると、夕食作りのプレッシャーで何度も過呼吸を起こしました。
冷凍庫が「保険」のチンする冷凍食品でパンクしていた時期は、かなり長かったです。
冷凍庫があふれる度に、階下のお友達にお願いして冷蔵庫のスペースをお借りしていました。

食材を生協で賄わなくてはいけない、と言う強迫感は、今でもあります。
また、混乱と情報の刺激でスーパーでお買い物ができなかったのもあります。
週1の配達日に合わせて1週間の献立をきちんと立てる習慣にして、その通りできたりできなかったり、もう何年になるでしょう、あの「焼き魚生活」から5年半が過ぎました…

ふとした時に、ふと思ったのです。
「私、毎日違うもの作ってるやん。すごいやん……」
それで何気なく写メに撮って記録し始めました。
あの時の私が。ここまでなった・・・
ご飯の記録は、転んだ起きたことの、証なのです。
「ご飯、できたよー」と子どもを呼びながら写メを撮る時、いつも、いつも、必ずあの頃を・・・離乳食を放り投げるように与えていたあの頃を、納豆ご飯に笑顔してくれる子どもに泣いたあの頃を、思い出すのです。

感謝・・・・・・

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食事。

食事。

実家にいたころは、なにも思わなかったのに
自分で作るようになると、食事の準備の大変さを
すごく感じます。

小舟さん、大変なときでも食事の準備を工夫して乗り越えて
これれたんですね。
読んでいて涙が出ました。

私はいつもスーパーで週末に買いだめをして、
ある食材で日々の献立を決めてます。
って、すごそうに聞こえますが。
食材を適当にクックパットに入力して、できそうなものを
探す。。。
そんな日々です。
今日はパソコンの調子が悪くて焦りました( ̄ー ̄;
自分でレシピを見ないで作れるものがほとんどないんです。

幸い、再起動で直りましたが。

私は小学生のころ、好き嫌いが激しく、
両親は大きいのにクラスで一番小さかったので
心配した母が、クラスで一番大きいこのママに
どんなものを食べさせているのか聞いたら、、、
『ポテトチップス~』と返事がきたそうです。

それを聞いてから母は栄養などあまり気にせず、
作るようになり、食べれるものも増えました。

なんかいろいろ書いちゃいましたが、
食材を考えるのは主婦の永遠のテーマですが、
子供は食べていれば大きくなるんだから、
手抜きでもいいかな~と思っちゃってます。

>ななさん

コメントありがとうございます(^^)

そうそう、何を食べていても、子どもは大きくなっていきますよね!!手抜きしてたって大丈夫!!私もそれが言いたかったのです~(^^)
育児雑誌とか見てると栄養を考えた幼児食とか、好き嫌いの相談とかあって、うちも・・・と焦りますよね。でも、いいじゃない。元気なら、気にしない気にしない!

なるほど、パソコンで検索…便利なものを使いこなしておられますね☆いろいろ進化していってるものですね!私は反対に、レシピを見ながらができないんです。首っ引きになって、今どの工程か、何をしているのか、分からなくなっちゃう。ななさん尊敬です☆
なので、私は「茹でる」と「塩焼き」が多いです…(^-^;)

これを読んでくださってる皆さんの中に、ご飯作りがとても負担になっている人が居られたら、大丈夫だよ☆って言うメッセージを送りたくて書きました。
ななさんの好き嫌いとお母様のエピソードも、皆さんの参考になると思います♪




いつも「拍手」を下さる皆さんも、ありがとうございます~m(_ _)m

No title

小舟さん ななさん ななさんのお母様 ホッ(^^)でした。
子供は大きくなりますよね。

びっくりされちゃうかもですが、
今日の我が家の娘の晩ごはん、
玄米ポン菓子いっぱいと、
お茶と、ひじきご飯ひと口と、ミルクです。

あっ やっぱりちょっとさすがに、ドン引きでしょうか。

娘はアレルギーで食べれないっていうのもありますが、
謎の好き嫌いもいっぱいで、
ミルクと、白米のお粥と、ニンジンと、
焼き海苔、時々ポテチのみで3歳になりました。

でも、毎年アレルギーの血液検査のとき、ついでにあれこれ調べられて、
どこもかしこも健康です。
アトピーの症状も、成長とともに落ち着いてきて、
毎年、これでいいんだって思っていますが・・
やっぱり家族で色々一緒に食べたくて、
先日、アトピっ子レシピ集を買ってみました。

最近娘がお料理したいって言うようになって・・ 楽しそうなんですがo(^^)o
でも、すご~くパワーもいりそうです o(^^;)o



>ごはんさん

コメントありがとうございます(^-^)/

いえいえドン引きだなんて、みんな大変な中でやってるんだ!って、なんだか、同士よ~って感じでうれしかったですよ。
皆さん多かれ少なかれ、好き嫌いや除去食には苦労されていると思います。きっと勇気づけられてますよ(b^-゜)
ちなみにうちも、3歳まで卵除去していました。それだけでも大変に感じましたもの…母乳頑張ってた頃は、私の食事を、卵・乳製品・小麦・練り製品を除去していて、ノイローゼでした(^_^;)

お料理に興味ですか~(=^▽^=)おにぎりとか、のり巻きで金太郎あめみたいな飾り巻き(海苔だけで線だけでもいいと思います!)とか楽しそうですよね!トライされたらお話聞かせてくださいね♪

ありがとうございます(^o^)

いつもフンワリあったかいお返事下さってありがとうございます(*^^*)

小舟さんのお子さんもアレルギーだったのですね。
母乳のとき、卵も乳製品も小麦も練り製品も除去されたのですね・・
それはたいへんです・・(TT)

私は母乳時代、まだ卵のみだったので、卵と卵製品の除去でした。
それでも・・ノートに自分が食べたものと娘の症状を付けて
抱っこしても泣いて掻く娘に、もう、うんざりしちゃって、
そんな自分に泣いちゃって、そんな日々を過ごしていたら痩せてきて、
母乳がとまってしまいました~(^^;)

そのおかげで完全ミルクとなり、なんだか楽になって、
ホ~ッとしたのを覚えています。

ななさんのポテトチップスのお話、本当にすごく勇気づけられました。
ポテチといえば、うちの子は、
唇がカサカサのとき、ポテチをお茶碗一杯ほど食べると
ツルンとして治ってしまいます。 いつも油っけが不足かな(^^;)?

そういえば、先日公園で油アレルギーのお子さんに会いました。
他にも卵・牛乳・大豆・小麦・・とあるそうなんですが、
2歳のお子さんだったので、
油ってそんなに食べる?って聞くと、きんぴらごぼうとか~って、
お煎餅の型なんかに油が使われていてもプツプツと反応しちゃうって。
お煎餅の型に油がって、びっくりしました。

ついアレルギーの話ばかり、いっぱい書いてしまってすみません。

飾り巻、とても楽しそうです~(^^)


>ごはんさん

コメントありがとうございます☆
アレルギーのことや、難しいお子さんなどは、ママがブルーになってしまう要因の一つだと思いますので、こちらでもご遠慮なくお話してください。いろんな意味で、共通項だと思いますので!(^^)
除去食、痒い痒いで泣くお子さんにうんざり…よくわかります(:;)
ごはんさんも、しんどい中、頑張ってますね!!

ミルクさえあげとけば…という安堵感。とりあえずポテチでお腹を満たして…と同じですけど、「とりあえず、これさえあれば」と言う避難場所みたいなもの、あると全然違いますよね。出来る時は頑張るけれど、今日はもうダメ~~~って言う日のお守り?みたいな(^^)

うちは、今は何も除去していないので、ダンナが飲み会や出張で晩ご飯が要らない日は、自動的に外食デーになります(^-^;)セルフうどんとか、スーパーのフードコートとか、吉○家とか、サイ○リヤとかですが。とても!安堵感です。はぁ~と言う感じです。小さい頃は、私は○スバーガーに行って、赤ちゃんやアトピっ子のものは持ち込みさせてくれるので、生協の冷凍鮭オニギリとお茶を持って、ポテトを塩ナシでオーダーして、逃げ道にしていました。
こんなのしてて家計は赤字経営ですけど(^-^;)家族の精神的健康維持上の必要経費と言うことで(^_-)☆

油にも気を遣わないといけないアトピっ子ママは、これまた大変ですね!そういえば、私の入っている生協にも、米油を使ったポテチと書いてあったような気が。星の数ほどある商品の中から「我が家の定番」を見つけるまでが、ママの一つの戦いですね。

No title

そうですね、安堵感、とっても大事ですよね。
私は粉ミルクに安堵感もらっていると思います。

モ○バーガー、赤ちゃんやアトピっ子の持ち込みOKなんですね~(^o^)
生協の冷凍鮭おにぎりというのがあるんですね。
赤ちゃん時代にダメだった鮭をまた試してみようと思いつつ、、
魚はまだ鯛のみです。
鮭おにぎり、おいしいですよね~。

小舟さんのお子さんは食物アレルギーを克服されたのですね。
フードコートもセルフうどんもサ○ゼリヤも○野家も
と~っても楽しそうです(≧∀≦)
私も外食、したいな~!って思うんですけど、
なかなか尋ねたりする気力がなくって、まだしたことないんです。

ではでは、明日はルミエールですね
またよろしくお願いいたします(^O^)/

>ごはんさん

アレルギー問題は、外食とか便利な品々も使えなくて、本当ママたちを追い詰める一因だと思います(:;)
でも、大きくなってくると、体が強くなってくるのか、症状が軽くなって言ったり、OKになったりしていきますよね!!
(他にも、難しいお子さんとかも、その子なりにどんどん成長して、状況が変わっていきますものね!!)
気力のない中でいろいろ情報を集めるのは、思った以上に大変です。もっと・・・という気持ちもありますが、「子育てキツイな」って時は「いいじゃん元気だし!!」って笑い飛ばしてシンプル生活でいいと思いますよ☆まずは、笑い飛ばせる元気をママがゲットしてくる、これがポイントだと思います(^^)
ミルク、頼りにしていいと思いますよ~赤ちゃんは、あれ飲むだけであんなに成長するんですから!

No title

ありがとうございます(^O^)

そうですそうです。
うちもアトピー、波はありますがどんどん楽になってきています。

普段の食事なんかは、食べれるものを食べるって決まっているぶん、
本当に全~く大変じゃないんです(^^)

外食はしたくて、おうどん~パスタ~♪・・とか、
思っちゃったりします(≧▽≦)

娘は涼しい&寒い季節になると、目に見えて症状が良くなります。
夏になってもこれだけ調子良く元気にやっているのだから、
秋にちょっと小麦チャレンジしたいと思っているんです。
今からちょっと楽しみです o(^^)o

本当にいつもありがとうございます (*^^*)

>ごはんさん

コメントありがとうございます☆
ほんと、子どもは成長していくものですね。
小麦チャレンジ、楽しみですね♪秋が待ち遠しいですね!
プロフィール

小舟さくちる

Author:小舟さくちる
この自助グループの管理人をしています、小舟さくちるです。
中学生の男の子が一人います。アラフォー??でございます…(笑)
ツイッターも連携しています、そちらの方では「sakuchiru33(さくちる)」で探してみてくださいね☆

趣味は、パンを食べること、寝ることw、静かな緑に囲まれること、ドライブ。
音楽はクラシック・ケルト系から、ジャズにシフトしつつあります。最近ピアノを習い始めました!ドキドキ♪

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