ウツと発達障害は関連性が高い? ~杉山登志郎先生・講演会~ (下)

さて、講演会の会場は兵庫県の「生野学園」という所です。
不登校の子たちが自分らしく生きられるように、という全寮制の中高一貫校です。
緑に囲まれた、素敵な所です。


「予定が変わると、内心めっちゃパニくる」とおっしゃる用意周到な知人氏のお陰で、
(Hさんと二人で「それは絶対『仲間』に違いない!!笑」と、また盛り上がり…)
予定人数の3倍の参加者となった広い体育館の会場に「一番乗り」~(爆)

お二人とも「本にサインをもらう♪」と本を用意しておられましたが、
私は自分の見聞きしたモノしか基本信じないので(苦笑)様子見。

かぶり付きの席を陣取り、私は椅子の付属テーブルにいろいろ並べ始め「巣作り」w
Hさんに「すでに『その状態』ですか~www」とチェックされw

知人氏はこれまた美味しいパンやら(しかも皆でつまめるように、切ってくれている!)あったかいコーヒーのポットを用意してくれていて、用意周到なこと。

そして3人で盛り上がり過ぎて、先に疲れ果ててしまい(加減知らず?w)、肝心の講演が始まると………ありゃ?







そこに杉山登志郎先生(浜松医科大学・児童青年期精神医学講座・特任教授)、登場~~~☆
ニコヤカ、ゆる~くて穏やかそうな先生で、好感☆
そして壇上でパワーポイントを用意し始め、デスクトップが映し出されると…

3人同時に、ぶはははっっっ。。。吹き出す、

先生のデスクトップ、散らかりまくりやん~~~!!まんま、「っぽい!」やん!!!
しかも、これから使うショートカットをビョーーーンとドラッグして、
「そ、そこに置きますか…!!」的、めっちゃアバウト中途半端な位置にwww

ぐあ~、こ、これは期待できるわぁ……☆ステキだ…!




テーマは『発達障害と不登校』。

内容は、どこかで詳しく見ること出来るのでしょうかね…
私にとってツボだった部分になりますが、かいつまんで。





「発達障害」と呼ばれるのは、社会的適応が損なわれた時のみ(平たく言うと、日常生活に困難をきたす、という感じか?)そのように呼び、

そうなってしまうには「迫害体験」(いじめ・虐待・過剰な叱責など)が引き金になる、(ま、つまり、学校や職場で生き辛かったり、物事が他の人に比べてスムーズでなかったりのコンプレックスとか?)

その前段階、生まれ持っているモノの段階(個性、というか??)を【発達凸凹】と先生は呼んでいる。(親しみを込めて!!^^)
得意な事、苦手な事の差(凸凹)が、一般的よりも大きい、ということですかね~。納得。


つまり、適した生き方をしていけば「凸凹」レベルなので、何ら気に病むことも責められるべきでもないと言う訳ですね。ふむふむ!!




早い段階で「嫌な事はやらない」という考えから学校(社会)から遠ざかってしまうと、ますます「社会的な練習」をする機会が無くなり、ますます行き場がなくなっていく、

つまり、「凸凹」を受け入れる雰囲気のある場などで適度に社会性の練習を積むことも大事、
(これを探すのも難しいし、世の中がもっと『おおらかに』なってくれる事を願います、私は)

ソーシャル・スキル、と言いますか、たぶん真人間が多いですから「嘘も方便」とか上手く出来ないですよね、けど処世術というか潤滑油として必要ですよね、そういうのは、

たいていは、小さいうちから人間関係で揉まれてセンスを身に付けていくのだと思いますが、その間誰しも多少は傷付きながらなのですが、
「凸凹」さんの場合、五感などが過敏だったりとか他のストレスが過大で、端から見るとほんの少しのストレスでも「すごく痛かったり」で、一概に「転びながら学べ!」というのはちょっと暴力的な指導ですからね、
それなりの配慮があるといいですよね。

でも「凸凹」レベルの人は、内心我慢しながら頑張ってそういうのを習得して、何とか社会に適応しているので、端から見えなくても内面に傷をたくさん抱えていたり、相当ナイーブだったりするのだろうと思います。
それが、何かの機会にドッと出る(ウツだったり)、と。


また、アスペさんよりADHDさんの方が、高校生辺りで激しい行動に出ることが多いので、配慮が必要です、とのこと。
漱石の坊ちゃんが典型ですね!と。賢いはずなのに、あのハチャメチャぶり。でも断然心に残る人ですよね☆





さて、小学生の子を持つ私としてツボだったのは、
「凸凹ちゃんは、【愛着形成】が見られるのが遅い傾向(だいたい小学生の3・4年くらいから)」という話です。
一般的には1~3歳と言われます。…となると、親としては、めちゃめちゃ混乱、焦りますよね、何で育児うまくいかないんだ?!(泣)と。

確かに社会性がイマイチな子だと、親とうまく意思疎通できなくて、どちらもストレスで、
ウチの会の場合だとママがもう参ってしまう。
ウチのボーズも、「何でこんなに可愛くない奴なんだーーーー!!!」と思っていました(汗)
最近、やたら私に絡んでくるようになりました。しかし「発達段階」的には「9(10)歳の壁」、ツンデレな甘え方で、可愛くないです(-_-)…苦笑

でも、親の方がその特徴を理解しておくと、対応の仕方、その子の特性の伸びが全然違ってくると思います。



【愛着形成】とは、まぁいうなれば安全地帯としての存在を作る行為、ですね。抱っことかね。
その存在によって「不安をなだめて、一人でも頑張っていける」ようになる訳です。
悪い事に走りそうになったり、ツラい事に出会った時に、防御壁になってくれる、大事なモノです。
つまり、健康に生きていく為には不可欠なものです。
(私の感じでは、そういうのが少なかった人が「依存」にハマりやすいんじゃないかと…自分もですが、汗
そういうのをまた【愛着障害】とも呼ばれるようです。)

(ま、そんな理由で、幼いうちは十分甘えさせましょう!とか言われている訳ですよね)




ま、親の方が「ドーンと来い!!」なら良いんですけど、
それがこじれる場合って言うのは…
つまり親も一杯イッパイ、ということで…

【親の方も発達障害(凸凹)なケースが多い】ということが見えてきます、と。

「凸凹ちゃん」が「障害レベル」にしんどく問題が生じてくる、のプロセスに「迫害体験」がある、というお話でした。
つまり、しんどい親が、思うように育たない(ように見える)子を「虐待」する、と。
虐待の中でも「ネグレクト(育児放棄)」が多いとのことです。

ま、ま、まさしく私ではあ~りませんか…(古っ!)

自分ももう生きてく気力もない。トイレさえ歩いて行けないくらいの消耗。んでもって息子は不思議ちゃんを超えて「宇宙人」並み(苦笑)
しかも、その宇宙人ぶりが異様に自分に似すぎていて、これまた余計に腹が立つ(苦笑)



(これ、まとめると)

子ども、こじれて「発達障害」レベルに、あらゆる問題生じる



子ども、「発達凸凹」の段階で「迫害体験(虐待や、叱責)」



親、出来ることの限界超えていまい、



抑ウツな上に、子育てという超・超・重労働が覆いかぶさってくる
しかも親は真人間だったりするとか、



親、「凸凹」さんで生きるのが大変なところに、いろいろなストレスでウツ状態(ほかの精神疾患の場合もある)、「発達障害」の範囲に入っていく



親、当時の価値観で育てられ枠にはめられ、厳しく叱責されたり、虐待受けたり、周囲から浮いていじめを受けたり、凸凹からだんだん障害レベルに



親がもともと「発達凸凹」の素因を持っている
(個性的な子ども)





確かに…自分はこの通りでしたよ……まったく…

物心ついた時には「自分は何処かオカシイらしい、てか周囲に合わせないと叱られ失望され、そのうち捨てられる」と思って、内心無意識にビクビク生きていました。

「それでいいんだよ」とは言われなかった・・・・・



そして、気付かず、気付かれず、
「何でこんなに人生ってキツイんだろう…何でみんな、笑っていられるのだろう…」って思ってた。
孤独でした。生きてる感覚が無かったです。
子育てでも、孤立してました。死の寸前まで行きました…。


大人の発達障害は、ほとんど診断されずに済まされてきています。
ということは、「何故か分からないけど、とにかくしんどい」と呻いている人は、何の手当ても受けてないということになります。
(診断がつけば、それ相当の支援もありますから)


それこそ、私がしている会、「ブルーなママ」なんじゃないのか???

理由は分からない・・・けれど、しんどい、しんどいよ、助けて…って言うママの受け皿。

お話をしながらその中身を解きほぐしていって、問題解決に近づける所に繋いでいく、
そういう【ニッチな苦しさ】のあるママに「仲間がいる!!」と安心、勇気持ってもらうために。





そう言うことで、杉山先生は【親子の並行治療】を行っているとのことでした。

まさしくです!!!

「子どもの笑顔は、まずママ(親)の笑顔からです!」が、「ルミエールの会」のモットーなのです。

そして最近は「子どもが元気に育てば、しんどいママ(親)も勇気づけられる!」の考えで、子どもに照準を合わせた企画を考え中なんです。



わーーーーい☆

お話聴けて良かったなぁ!!

嬉しさのあまり、当会のチラシを手に、ラスイチの著書に飛びつき、
先生にサインを頂きました(笑)わーい、わーい♪




杉山先生は超有名なので、「じゃ、診て下さい~」とはなかなかいかないでしょうが、

ペアレント・トレーニングというのがあるそうで、学校などでも取り組めるものだとか、
順次私も勉強していこうと思います。






正直、素人がゼロから始めたこの「ルミエール(光、ともしびの意味)」の会です、
何と言うか、私の「嗅覚」でやってきたというかwww

でも、方向違いじゃなかったんだ!って、勇気を頂きました。

私の出来ることはほんの小さなことだけですが、
それをどなたかにリレーして広がっていけばいいなぁ、と思うのです。


これからも、どうぞよろしくお願いします。




・・・そうそう。

杉山先生って、超ネコ好きなのかしら??(^^)

画面にしょっちゅう可愛いネコちゃんが映し出され、(またかいな!ぐらいの回数でw)

「すべてのネコは、アスペです。(キッパリ)」


人に合わせるの苦手、こだわりちゃん、先の予想が出来ない(爆)、一人で行動が好き、パニックに弱く、またそのトラウマをなかなか忘れない、感受性が強くてフツーのことに怯えちゃったりする。

けど、実は犬より柔軟な学習能力!
「良い行動を強化する」ことで、「不快を伴うこと」も出来るようになるんだそうです。



ちょうど先日、私はダンナに話したところでした、
勝手気ままに、言うこと聞かないでゴロゴロしている私と息子。

「あなたは、大きいネコと小さいネコを飼っていると思ってね♪
全然役に立たないだろうけど、居てくれると嬉しいってことでしょ?だから、働いてネコ缶買って来てくれるんだよね。ふふふ。」


ずっと「生きてて申し訳ない…」と泣いて暮らしてきた私。
こんなセリフ吐けるほどに強く?なりました。

「私は【犬のように従順に、役に立つように生きなさい!!】と教えられ育てられ、とても苦しかった。
それもそのはず、私は犬じゃなくてネコだったんだ、そんなの無理なの、自然なことだったんだ。なのにずっと自分を責めてきた…また誰も気付かなかった…」

それを気付かせてくれた、友人たちのおかげ。
(そして、文句も言わず?ちょっと恩着せがましく?淡々とネコ缶を与えてくれてきたダンナのお陰w)



いいんです。

ネコ好きのお友達が教えてくれました、

「ネコは、飼い主が悲しそうにしていると、いつもは気ままにしているのに、そっとやってきて寄り添ってくれるんだよ」


そう。いろんな人が居るんです。
みんな必要とされる時があるんです。

だから「それでいい」んです。

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はじめまして

はじめまして。
仙台で産後にブルーな気持ちのあるお母さんの自助グループをしています。
ご紹介を受けて連絡を取りたいと思いつつかなり時間が経ってしまいましたが、よろしかったら、何かの際にでもご連絡取れたらと思いました。
よろしくお願いいたします。

>すずらんさん

こんにちは、ご訪問ありがとうございます!
知人からお話を伺っております、仙台の自助グループの方ですね!
繋がり持てて嬉しいです☆

ママブルーの会は、連合体のようになっているのでしょうかね??私もコンタクトを取りたいのですが、うまくいかず・・・
神奈川のエールママさんとは、お知り合いでしょうか?(リンクにあります!)

私に直接ご連絡を頂く場合は、ツイッターで@sakuchiru33(さくちる)のアカウントのページからDMをしていただくか、こちらのコメントを非公開にしてメアドをお知らせ頂くか、あるいはリンクに載っております活動場所の「ウェーブ」経由でお問い合わせか、という感じになります~。

フリーメールがあればいいのですが(汗)
どうぞよろしくお願いいたします☆

またブログの方も、拝見させて頂きますね!

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: お返事ありがとうございます

具体的に色々とご教示いただき、ありがとうございました!

少し落ち着きましたら、またご連絡したいと思います、
よろしくお願いします(^^)

初めまして

初めまして。三重のみちこです。
「まあたさん」に7月にこちらをご紹介いただきました。
書き込みをしようしようと思いつつ・・・忙しさに紛れて
今頃になっております。

さくちるさんのされている活動に関心を持って
書き込みをしたのですが、どこから どう入って
どう連絡を取ればよいのかわからず、
ひとまず、こちらから入らせていただきました。

アドレスも書くべきものなのか、書いていいものか?
わからないことだらけのまま、
ひとまず書き込みをさせていただいております。

何かの形で連絡が取れたらと思っております。
不躾なお願いですが、よろしくお願いいたします。

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 初めまして

こんにちは!ご訪問ありがとうございます☆

ハイ、まあたさんからも伺っております、有り難いことです~。



ブログにメールフォームを作っておりませんで、すみませんです(汗)

コメントを「非公開(管理人のみ閲覧可)」と出来ますので、
そちらにみちこさんのご連絡先やブログURLなどを書き込んで頂けましたら、
私の方からご連絡させて頂きます~!

大変お手数ですが、どうぞよろしくお願いいたします(^^)



プロフィール

小舟さくちる

Author:小舟さくちる
この自助グループの管理人をしています、小舟さくちるです。
中学生の男の子が一人います。アラフォー??でございます…(笑)
ツイッターも連携しています、そちらの方では「sakuchiru33(さくちる)」で探してみてくださいね☆

趣味は、パンを食べること、寝ることw、静かな緑に囲まれること、ドライブ。
音楽はクラシック・ケルト系から、ジャズにシフトしつつあります。最近ピアノを習い始めました!ドキドキ♪

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